2014年7月13日日曜日

要員集会

7月13日(日)9時50分から、赤坂小学校講堂にて、要員集会がありました。
たくさんの方にご参加頂きました。

「今こそ 合研」
より良い保育を子どもたちにというねがいの声をもっともっと大きく!
未来を担う子どもたちを育てる仕事に誇りを!
子育てをもっともっと愛しもう!
こんなねがいをいっぱい詰め込んだ全国合研を成功させましょう。


まずは実行委員長の前山さんより開会の挨拶があり、続いてオープニングで披露される群舞炭坑節を見せて頂き、子どもたちを交えて合唱する曲の中から3曲を披露頂きました。ここには、炭坑節の写真を載せていませんが、当日を楽しみにして頂ければと思います。本日も午後からはオープニング・構成劇の練習があっています。全国から来られるみなさんに楽しんで頂けると思います。参加される皆様、お疲れさまです。どうぞよろしくお願いします。

次に、開催地副実行委員長の福井さんのお話では、福島大学の大宮先生の講演を聴いて、子ども観が変わってきていると感じたとのことで、改めて子どもの権利条約について考えられたとのことです。また、愛知県立大学名誉教授の宍戸健夫さんが「これからの保育実践を考える」というタイトルにて書かれた中で、教育と保育が切り離され、教育が重視された逆三角形のピラミッド型になる可能性があると警鐘をならしておられるとのことです。知識がまず優先され、保育が学校の予備校化されることを危惧されており、決して許してはならないと書かれているとのことです。

子どもの権利条約については、ヤヌシュ・コルチャックの「子どもの権利の尊重」が基になっているとのことで、ちょっと調べてみました。(日本ヤヌシュ・コルチャック協会 http://korczak-japan.org/ より抜粋)

国連「子どもの権利条約」の成立に及ぼしたコルチャックの理念

1959年の国連での「子どもの権利に関する宣言」、および1989年に国連で制定された「子どもの権利条約」(日本は1994年に批准)には、コルチャックが子どもの立場から主張してきた「子どもの権利の尊重」の理念が深く影響しているといわれております。以下は、コルチャックの考えを抜粋したものです。
  • 子どもは愛される権利をもっている。自分の子だけでなく、他人の子どもも愛しなさい。「愛」は 必ずや返ってくる。
  • 子どもを一人の人間として尊重しなさい。子どもは「所有物」ではない。
  • 子どもは未来ではなく、今現在を生きている人間である。十分に遊ばせなさい。
  • 子どもは宝くじではない。一人ひとりが彼自身であればよい。
  • 子どもも過ちを犯す。それは、子どもが大人より愚かだからではなく、人間だからだ。完全な子どもなどいない。
  • 子どもにも秘密を持つ権利がある。大切な、自分だけの世界を。
  • 子どもの持ち物や、お金を大切に。大人にとってつまらぬ物でも、持ち主にとっては大切な宝。
  • 子どもには、自分の教育を選ぶ権利がある。よく話を聞こう。
  • 子どもの悲しみを尊重しなさい。たとえそれが失ったオハジキ一つであっても、また死んだ小鳥のことであっても。
  • 子どもは不正に抗議する権利を持っている。圧制で苦しみ、戦争で苦しむのは子どもたちだから。
  • 子どもが自分たちの裁判所を持ち、お互いに裁き裁かれるべきである。大人もここで裁かれよう。
  • 子どもは幸福になる権利を持っている。子どもの幸福無しに、大人の幸福はあり得ない。
ほんとに、そうですね。コルチャックさんは、先生を助けてあげますと言われたにもかかわらず、子どもたちと一緒に行きますといって、ガス室に入られたそうです。

続いて、全国事務局の稲川さんより来年度より実施される新制度に向かって、この福岡で多くのことを学び考えてもらえるようみんなで頑張りましょうとの挨拶がありました。これまで、保育を大切にしてきたのだけれども、それが置き去りにされようとしてるので、これまで大切にしてきた保育を継承していくにはどのような制度が必要なのかといったことも考えていかなければならない課題ですねとのコメントもありました。

常任実行委員会では、当日の進行や会場について、何度となく確認をしてこられたようですが、要員としても把握をしておかなければならないとのことで、スライドを使って説明して頂きました。
要員については、まだ不足している係もあるようです。
1日だけでもボランティアをして頂ける方は、どうぞよろしくお願いします。
前日の準備から最終日の3日までを時間を追って詳しく説明して頂きましたので、要員のみなさんも、当日の流れなどを理解して頂けたかと思います。





全体での確認の後は、各係に分かれての説明会でした。それぞれの係の責任者の紹介の後、係に分かれました。たくさんの係がありますが、それぞれの係で前日の準備から最終日まで、きっちり確認を取って合研の成功に向けて頑張りたいですね。
最後に、お母さんが話を聞かれている間に、おりこうさんに遊んでいた女の子がとてもかわいかったのでおまけで掲載しました。

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