2013年12月14日土曜日

第5回開催地実行委員会

全国合同研究集会(2014年福岡開催)第5回現地実行委員会

2013年12月14日、第5回実行委員会が福岡市東区のまつぼっくり保育園で開催されました。

14時~ 踊り・うたの練習、15時~ 実行委員会でした。

1.全国合研のとりくみについて
 実行委員会では、まず、2005年に広島で開催された全国合研の経験を広島の石川さんにお話し頂きました。その内容をレジメから少し抜粋して掲載したいと思います。

私たちはなぜ合研という大事業に毎年挑むのか!?
 今日の保育制度を守り発展させてきたのが「合研」
 たくさんの人たちと同じ思いを共有でき、つながっている感を抱いて、明日からの元気をもらう。若い保育者も、年配保育者も、園長さんも老若男女。保育関係者を問わず。
 合研への参加数は秋の運動へとつながる。誰とどんな団体と一緒に参加をしたらよいか!?
福岡合研は保育者・保護者がつどい、1万人合研となる必要がある!
・学校教育という名目で早期教育が目玉となる○○認定こども園や●○園ではなく
・乳幼児期にしかできない大切なあそび、仲間づくり、豊かな経験を子どもたちすべてに平等に与えたい。などなど。
それを合研で学んで、保育者の熱い思いを感じ、私たちの子どもにはこんな保育を! と発現・発信できる保護者に! その声を園内に拡げてもらう保護者会活動に!
新制度の施行を前に、もっとよりよい保育制度をつくっていきたい!!
2005年全国合研 in ヒロシマ ~「とてつもない大きな山に挑んだ私たち」
合研の後、署名数はそれまでの3倍に! 民営化問題にがっちり取組み、今も公立保育園を1園も民営化させないでいる。
  • 取組は5年がかり
  • プレ合研「中国⑤県合同」開催(2003)
  • 参加目標を設定
  • 再度プレ合研「広島県合研」(2004)
  • 実行委員会は各地を巡って学習とセットで
  • 各地域実行委員会の誕生
  • 合研の財政の支え広告集めで県内の一体感を味わう
振り返ってみると上記のようなことなどが思い起こされる
保育運動の中心に保護者がいる
  • 産休明け保育を求め共同保育を自らつくり認めさせてきた保護者
  • 延長保育を求め自ら運動し勝ち取って実現させた保護者
  • 病児保育、障がい児保育、一時保育、夜間保育・・・
今は待機児を抱えた保護者が国を動かしている
保護者と手つなぎで保育制度を後退させることなく充実発展させていきたい。
その力を合研で大きくしたい!!

いろいろな具体的なこともたくさんお話し頂きました。このお話を参考に福岡の合研も成功させたいですね。

2.参加組織について
 1万人の参加目標を達成するためにも、開催地をはじめ各都道府県が目標にこだわって取組みをすすめる
①合研の魅力を伝える
②保育のなかみを交流しながら、広げること
③『ちいさいなかま』を活用しながら、広げること(購読目標は1300人)
 《参加目標》
  福岡県 5000人、九州(福岡県除く)1000人、全国(九州除く)4000人

3.記念講演
 記念講演は詩人のアーサー・ビナードさんに決定しました。
 以下Wikipediaより抜粋
アーサー・ビナード(Arthur Binard)は、アメリカ合衆国、ミシガン州生まれの詩人・俳人、随筆家、翻訳家。妻は詩人の木坂涼。9条の会会員。

ニューヨーク州コルゲート大学英米文学部を卒業。卒業論文を書く際に漢字・日本語に興味を持ち、1990年6月に単身来日。来日後、通っていた日本語学校で教材として使用された小熊秀雄の童話『焼かれた魚』を英訳した事をきっかけに、日本語での詩作、翻訳を始める。

主な詩集に、『釣り上げては』(思潮社)、『左右の安全』(集英社)、『ゴミの日』(理論社)など。訳詩集に『日本の名詩、英語でおどる』(みすず書房)など。
絵本に、『くうきのかお』(福音館書店)、『はらのなかのはらっぱで』(フレーベル館)、『さがしています』(童心社)など。
翻訳絵本に『ダンデライオン』『どんなきぶん?』(福音館書店)、『あつまるアニマル』(講談社)『ひとりぼっち?』(徳間書店)、『カーロ、世界をかぞえる』(フレーベル館)など。
エッセイ集に、『日々の非常口』(朝日新聞社)、『日本語ぽこりぽこり』(小学館)、『出世ミミズ』『空からきた魚』(集英社文庫)、『亜米利加ニモ負ケズ』(日本経済新聞出版社)などがある。
4.開催地企画
 オープニング:うた テーマ「平和」「命の大切さ」
 文化企画:検討中
 開催地企画:構成劇 九州の保育が生まれた歴史・福岡方式~私立>公立・保育制度・子どもを信じよう・子ども達を力強く育てよう

5.各地域ブロックの動き
北九州プレ合研・学習会をかねて新採を対象にリズムなどをしている。
1月に徳永満理さんの後援、脇先生の講演を予定
久留米ブロック会議を2回行った。各自治体の感触は良い。
年明けに保育所周りを予定している。
プレ合研にもこれから取り組む予定
宗・粕加盟園が3園で、その3園でどんぐりの会を開催。2回会議を行った。
プレ合研として理論・実践のイベントを行っていて参加者はかなりあるので、合研へつなげたい
筑豊300を目標にと思っていたが500が目標ということで実行委員会で話しあう予定。
また、プレ合研に関しては1月19日の北九州の徳永満理さんの講演に共催したかったが、行事と重なってしまったので筑豊独自のプレ合研を企画予定。
大牟田各自治体周りは終わったので現在は返事待ち。
参加園が1園のみなので、拡大はなかなか難しいが、園内の参加者をふやせるように保護者も巻き込んでいきたい。
福岡ブロック会議を3回行った。ニュースを発行している。ちいさいなかま部、学習部などはつどいの準備もしているが、みんなで学び合っている。

6.後援の依頼状況
 各自治体の後援の依頼状況報告がありました。

7.今後の実行委員会日程
 《全国の会議》
  12/7(土) 全国常任実行委員会 10:30~12:30 保育プラザ
  12/8(日) 全国実行委員会(第45・46回) 10:30~16:30 保育プラザ
  2/9(日) 常任・企画合同会議 13:00~16:30 保育プラザ

 《福岡県実行委員会事務局会議》
  1/9(木) 17:30~ 保育センター

 《福岡県実行委員会・常任実行委員会》
  1/19(日) 13:00~ 県実行委員会 15:00~ 常任実行委員会
  2/16(日) 10:00~ 常任実行委員会 13:00~ 県実行委員会
  3/23(日) 10:00~ 県実行委員会
  4/20(日) 10:00~ 常任実行委員会 13:00~ 県実行委員会
  5月 調整中
  6/22(日) 10:00~ 常任実行委員会 13:00~ 県実行委員会
   28(土) 常任実行委員会
  7/12(土) 常任実行委員会
   13(日) 10:00~ 要員集会・県実行委員会 13:00~ 各係打ち合わせ
   27(日) 10:00~ 常任実行委員会 13:00~ 県実行委員会